|
APFMMA(アジア太平洋フリー・メソジスト宣教協議会)実行委員会、宣教会議に参加して
宮川 浩二 欧米の教会の宣教地でしかなかったアジアの教会が1990年代以降世界宣教に対する情熱を持ち始めました。日本の福音派の教会には1970年代以降似たような波が寄せて来て、今は引いているようにも見受けられますが、「アジアの国々は今も熱い」というのが、久しぶりに参加した実行委員会、宣教会議(8/12-13、8/14-17インドのムンバイにて)において実感したことです。
1991年インドのボンベイ(現ムンバイ)で開催された地区会議においてボンベイ宣言が採択されました。これはアジアの国々が世界宣教のために立ち上がる決意表明でしたが、そこから始まって、1992年フィリピンでの青年宣教会議、1994年台湾での宣教会議(ここでAPFMMAが組織されました)、1997年韓国での宣教会議、2001年カンボジアでの宣教会議、そして、今回の2008年インドでの宣教会議と続いて来ました。ちなみに2005年にフィリピンのブトワンで開催される予定だった宣教会議は治安悪化のためキャンセルされました。
2004年に10周年を祝ったAPFMMAは香港(フィリピン)−カンボジアという働きだけが突出していたように見受けられますが、今回発見したことは、そこだけにとどまらずに、台湾−ミャンマー、台湾−世界に散らばったディアスポラ中国人、中国本土、という働きが急成長しており、また、まとまりがなかったインドの年会がアルファというグループだけでなく、北のインマヌエル、南のアガペというグループも加わり、2005年に三人の監督が立てられ(その一人はナランダラ・ジョン師、来年の第5回日本伝道会議の主講師)、準総会(総会に次ぐ組織体、北米教団と対等の立場にある組織体が総会)となりました。全体で1150以上の教会が属しています。インドはネパールの働きを支援してきて、同国にもFM教会が成長しています。それだけでなく、北部(迫害の多い地域もあります)やイラクへも宣教の働きがなされています。
今回の宣教会議はこのようなインドの教会の組織的および霊的力によって準備され、祈りと賛美に満ちた心がとても高められる一時を過ごすことができました。
FM
教会はさらにタイ、マレーシアにも広がり、そして、これから、ベトナム、ラオスにも生まれつつあります。二昔前、FM教会は世界60ヶ国に広がっていると
言われていましたが、現在は80ヶ国になっています。この中にはAPFMMAの働きを契機に誕生したアジアの国々の教会も多く入っています。
こ
うして見ると、現在、世界で最も発展している地域は中国とインドですが、宣教の働きも中国人、インド人の兄弟姉妹によって力強く牽引されて行くように思わ
れます。歴史的に見ても北米教団の世界宣教はインド及び中国から始まっています。このような中で日本の私たちはどのように生き、どのように貢献できるのか
がこれから問われます。
|